子供の食事量と栄養バランスについて

~成長ホルモンの重要性~

成長ホルモンの不足があると、大きくならない→食べない、ということになります。普通は食べないから大きくならない、と考えるのですが逆の場合もあります。特に身長が極端に低い場合は、成長ホルモン分泌不全による食欲不振の可能性もあります。

~子供の小食を治す方法ってあるの?~

小食はこの方法で治してみましょう!
【1】子供がどうして食欲がないのかを冷静に分析してみましょう。
身長が低い子供を持つ親達の意見で多いのが、食事を「食べてくれない」「食べるのが遅い」という意見です。
無理に食べさせようとするとかえって食欲がなくなるので、まずは食欲が出てこない原因を考えてみることです。
【2】食欲がわかない主な原因は何か?
①「運動不足や運動のしすぎ」
食欲不振の原因となるのは運動不足がよく知られていま すが、運動のしすぎもよくないのです。中学生時代によくあるのですが、部活等で疲れてしまい飲み物だけを飲んで寝てしまう子供も多くみられますので、運動のしすぎは注意が必要です。
②「夕食時に眠気が出る」
低年齢児にみられるのですが、夕食の時間になると眠くなり、食事中での眠気で食べるのをやめてしまう場合があります。低年齢児は、規則正しい生活習慣が非常に大事なので気を付けましょう。
③「お菓子の食べすぎ」
ある程度の間食は、子供の情緒安定のために有効と考えられ ますが、気を付けていないと食欲不振の原因となります。間食にはスナック菓子だけではなく、たんぱく質やカルシウム豊富な食べ物を食べさせてあげてください。
④「牛乳の飲みすぎ」
牛乳はお茶代わりに飲んではいけません。お茶には食欲を増加させる効果があるんですよ。
⑤「偏食」
偏食は出来る限りなおしたいですが、それに気をとられて子供にとって楽しい食事がつまらないものになってはいけません。
⑥「味覚障害」
食べ物の味に鈍い味覚障害の子供が増加してきています。外食やインスタント食品などで辛い食べ物や塩辛いものなどを多く食べていると、ちょっとした味がわからなくなり、家庭で作る料理はおいしくないと言いだしますので、外食やインスタント食品は控えめにしましょう。
⑦「食事中に気が散る」
食事中テレビを見たくなるのは子供にっとてよくあることです。食事中は出来るだけテレビをつけないようにするのがいいかもしれません。(^^♪
⑧「兄妹が食事するのが早い」
お父さんやお母さん、兄弟が早食いの場合、いちばん小さい子供が取り残されてしまいます。 夕食は家族の団欒なのでかなり重要です。イタリアやフランスなどでは夕食に2時間かける家庭も多いといいます。ゆっくりリラックスして食べるのは、健康な生活の第一歩になるでしょう。
⑨「扁桃肥大などで飲み込みにくい」
病気などで食事をするのが遅い子供もいます。それは扁桃肥大のために飲み込みが良くない子供もいます。扁桃肥大がある際は、手術等で扁桃腺を除去するとすぐに食べれるようになる例もあります。そして、虫歯がある時にも物を噛むことが苦手になり上手く食べられない時もあります。
⑩「便秘や不規則な排便」
正しい便通の習慣がないと、食欲にも差が出てしまいます。毎日出来るだけ決まった時間に排便をするように努力しましょう。
⑪「お腹が減った時に食事をしない」
空腹感も、ある程度の時間が経過してしまうと、空腹感が減少してきてしまいます。食事はお腹が減っている時が一番おいしく食べれるので、気を付けましょう。
【3】病気で食欲が出ないことも
上記で説明した原因以外に、病気のなり食欲が出てこない場合もあります。成長ホルモンの病気があると食欲はあまり出ませんし、肝臓の病気などでも食欲は減少しますので気を付けて下さい。

~インフォメーション~

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