~子供の身長を伸ばす運動とは?~
子供の身長を伸ばすのには、どんな運動をすればよいのか。そして、なぜ運動が大切なのか?子供の運動時間は年々少なくなってきていて、現在の子供は目に見えて運動不足なのです。
~子供の運動時間は少なくなってきています。・・・~
運動ができない子供達はこういう理由を言います、時間がない、遊ぶ場所がない、友達がいない、など。しかし、運動の楽しさが分からないのも大きな原因のように思います。
家の外で元気よく楽しくからだを動かして遊ぶことを覚えれば、もっとのびのびと育ちます。鬼ごっこなど、テレビゲームよりも楽しい遊びを教えてあげましょう。
~骨の成長には運動が欠かせませんよ(^^♪~
子供の身長を伸ばすには適度な運動が欠かせません。
なぜなら、運動不足の子供は食欲がわいてきませんし、夜はしばらく寝つく事ができません。そうなると次の日は眠くなり、朝食もおろそかになったままで学校へ行く事になります。そして集中力が足りなくなり、一日中運動不足で過ごしてしまいます。
この様な状態になっていませんか?
無理のない運動は成長ホルモンの分泌を促進し、熟睡をもたらしてくれます。
この状態なら翌朝しっかりと目覚めることができ、朝ごはんもしっかり食べることができるので、良い1日を過ごす事ができます。
~どういう運動が適しているのか?~
身長を増加させる為には、どのような運動を行えばいいのでしょうか?
昔からよく背を伸ばすのにバスケットボールをすれば身長が伸びるという話を耳にしますが、これは本当なのでしょうか?
簡単に結論を言うと、食欲を増進させ、熟睡をもたらし、ある程度骨に縦方向の負荷がかかる運動が、身長を伸ばすのに適しています。
もう少し詳しく言うと、ジョギング、なわとび、ダンス、バスケットボール、バレーボールなどです。しかし、バレーボールやバスケットボールの選手には、元々身長の高い子供が多いので、興味が無いのに身長を伸ばす為にこれらの運動をするのは間違っています。
身長を伸ばす為には情緒の安定も大事なので、子供が好きな運動をさせてあげることが重要です。しかし、体力が消耗する激しい運動は、身長増加の止まってくる高校生になってから行う方が良いでしょう。
骨の発達は、縦方向の負荷が適度にかかることが重要です。しかし、負荷が強すぎても(例:重量挙げ等)、骨は縦に伸びにくくなるので注意が必要です。
~運動する事によって夜間の成長ホルモンの分泌が促進~
運動する事によって運動後の成長ホルモンの分泌が促進されます。そして、よく運動を行った日は、睡眠中の成長ホルモンの分泌も促進されます。
そしてもうひとつ、適度な運動は食欲を増進し、健康な睡眠をもたらしてくれるので、身長増加に役立ちます。
~運動のやり過ぎはよくありません・・・。~
子供の運動は、大会で良い成績を残したりする目的ではありません。
子供の運動の目的は、成長を促進させるものです。過度の運動でバテてしまって、夕食もろくに食べられないような運動は体に有害なので注意しましょう。
過度の運動で、家に帰り、ジュースなどを飲むだけで寝てしまう・・・。これでは身長が伸びないばかりか、不健康になってしまいます。練習に耐えたり励むには高校生になってからです。
マラソンや長距離走などは高校生になり、体ができてからでないと、身長増加に影響が出てきやすくなります。子供は楽しく運動を行うのが1番大切です。